『デジタル教科書は危険』という記事

足立区の皆様、こんにちは!

西新井・江北・鹿浜エリアの個別指導塾『一歩塾』の塾長 上山です。

一歩塾は、小学生・中学生の補習・テスト対策 から 受験対策 まで幅広く受けられる、

個別指導スタイル の学習塾です。

デジタル教科書の何が問題?

紙の利点として、「先ほど読んでいたのは、右ページの上の辺り」とか、

「見開きの図の下」といった 実体としての手がかりが豊富 です。

 

学習者は、何がどこにどのように書かれていたのか、という
空間的な手がかりも利用して内容を記憶 していきます。
また、字を書く際にも、ノートのどの辺に書いたのか、という
視覚情報が記憶の定着を促すことも明らかになっています

これがデジタル機器になると、画面上でスクロールしたり、拡大縮小が可能なので、

位置関係が分からなくなってしまいます

デジタル端末の場合は、位置情報が希薄になりやすいということです。

QRコードやリンクが逆効果

すぐにページを開いて見直せることが学習では大切 なのです。

QRコードやリンクがたくさん掲載されることによって、

情報量をはるかに超えてしまう恐れがあります。

そうすると、何をどこまで学んだらよいかということが分からなくなってしまいます。

これは学習活動において大きな問題です。

なぜなら、学習の基本は「限られたものに繰り返し触れる」ことであるからです。

デジタル化によって情報過多となれば、その根本が損なわれてしまいます

大人目線の「便利」が学びを阻害

たくさんの情報に触れさせるということが学習自体を阻害 することになります。

紙のノートを使わなくなり、「書き写して覚える」こと、メモを取る能力、書字の能力にまで影響 が

及ぶことが予想されます。

要点把握では、要点を絞ることなく受動的にすべてをタイプするようになってしまいます。

デジタル機器では編集機能に頼る分、文脈を正しく想定できないと構成がおろそかになってしまいます。

このように、便利だと思って大人が与えようとするデジタル機器は、裏目に出る可能性が高い。

「デジタル化でより便利な授業になる」などと期待しすぎてはいけません。

「ハンデを抱える子への支援」の声もあるが…

ハンデを抱えている子どもたちへの支援として、デジタル機器が活用される例もありますが、

たとえば、人工音声による読み上げがあれば十分だと考えがちです。

しかし人間の言語音には、抑揚や言葉の切り方といった重要な情報が含まれています。

言葉は、区切る場所によって意味がまったく異なります。意味を解さない人工音声にその区別はできません

朗読は簡単に機械化できるものではないのです。

「合成AI」がもたらす危機

そもそもなぜ「合成AI」を、競うように学校現場に取り入れる必要があるのでしょうか。

多くの人が言うのは、「効率的である」とか「便利である」ということですが、

そのような観点から教育を捉えること自体が間違っています。

教育において、「短時間で覚えられればいい」などという価値観はゼロです。
むしろ、教育とは繰り返しやって、それでも忘れてしまい、また繰り返しやってみる、
そういう非効率なことの積み重ねです。
効率という価値観を教育に持ち込むことは、自ら考えること、判断することの放棄に等しいのです。

 

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